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Friday, February 03, 2006 

1月読書日記

銭形平次捕物控 野村 胡堂
アントニオ猪木の謎 加治 将一
志ん朝の高座 京須 偕充
ライト・イズ・ライト―Dreaming 80’s 見沢 知廉
ホット・プラスティック ピーター クレイグ
村上春樹全作品 1990-2000 第4巻 ねじまき鳥クロニクル
村上春樹全作品 1990-2000 第5巻 ねじまき鳥クロニクル

割りと読み応えのある本ばかり。
でも、こうやって改めて見ると訳の分からない本ばかり読んでるよね。
実際、何も共通項が無いもの。
池波正太郎はハードボイルドと認識してるけど野村胡堂はどうなのだろう。
手にしたのが1982年の新潮の豪華全集本だからだろうけど、
何か一貫した訴求力が無い様に思える。編集の方針からかな。
まあ金箔の背押で1冊200円だからね。
同じシリーズで岡本かの子と遠藤周作も手に入れたから文句は云うまい。
って何時読むんだい?Hey Man!

加治将一、神についての御本だからね。 正座して読みました。
村上春樹は著者による解題=あとがきだけが楽しいね。
見沢 知廉の遺作?には本気で涙が滲む。Golden Ageだね、Sugar.
志ん朝の高座はともかく美しい本。
噺家としての所作も立ち居振る舞いも美しい。嗚呼
共に油の乗りきった齢で亡くなったのが口惜しくて為らない。
志ん朝は平成の大師匠になれただろうに。
改めて合掌。